イオントフォレーシス/イオン導入

【英語名:Iontophoresis、分類:エステ】

イオントフォレーシスは、「イオン導入」とも呼ばれ、微弱な電流によって電荷を持つ物質(イオン)を皮膚の中に効果的に導入する方法をいいます。これは、電気エネルギーを利用して、主にイオン性物質(水溶液中の成分)の生体膜透過を促進させる方法であり、美容(美顔法)や多汗症治療などで広く利用されています。また、本手法を活用したホームケア製品(美容機器)も市販されています。

一般に美容においては、ニキビやニキビ跡の色素沈着、肝斑やくすみの治療などでよく使われ、現在、最もよく行われているのがビタミンCの導入です。通常、ビタミンCは、肌表面に塗るだけではほとんど皮膚に入っていかないため、ビタミンCが水に溶けるとマイナスの電荷を持つ(イオン化する)ことを利用して、本手法で肌奥(皮膚の真皮層)まで届けます。また、クリニック等によっては、イオントフォレーシスに用いる溶液(美容成分)にアミノ酸やアミノ酸誘導体(保湿)、レチノイン酸、トラネキサム酸、プラセンタ(美肌効果)などを試しているところもあります。

ちなみに、ビタミンCの導入は、ハリ感のアップや毛穴の引き締め、ニキビのケアなど美顔全般に効果的であり、またプラセンタの導入は、メラニンの沈着を防ぎ、美白感や透明感をアップさせるのに効果的だそうです。