能天気/脳天気

【読み方:のうてんき、分類:人間】

能天気は、呑気で安直なこと、そのような人や様をいいます。これは、通常、軽薄で向こう見ずであることや呑気で馬鹿げていることを意味し、それが転じて、生意気な人を指して使われることもあります。本用語は、江戸時代の書物で既に使われており、例えば、1754年(宝暦四年)の魂胆惣勘定で「能天気といふ者、夜々に出て群り、大口をきひて喧嘩を起し亦はやり哥をうたふて-」と記されています。

一般に能天気は、全く同じ意味合いで、「能転気」や「脳天気」、「ノー天気」「のーてんき」とも表記され、この中で一番よく使われるのは「能天気」です。ちなみに、「脳天気」という表記は、昭和時代後期から使われるようになったもので、小説家・SF作家・漫画原作者の平井和正さんが広めたと言われています。

<本用語の使用例>

・彼は、良く言えばポジティブ、悪く言えば能天気な性格です
・身勝手な親戚と能天気(脳天気)な夫に手を焼く妻は少なくありません
・日本のハロウィンは、主義も意義も特にない、単なる能天気なお祭りにしかすぎません