破竹の勢い

【読み方:はちくのいきおい、分類:概念】

破竹の勢いは、物事の勢いが激しく、とどめることができないさま(状況)をいいます。これは、中国の二十四史の一つで、晋代の歴史を記した「晋書(杜預伝)」に由来する用語で、固い竹が最初の一節を割ると、後は一気に割れることから、勢いが激しくてとどめがたいことを意味するようになりました。

一般に本用語は、日常的には、政治や軍事作戦、ビジネス、スポーツ、芸能などの状況を表現する際に使われます。

<本用語の使用例>

・25期連続の増収増益を記録中と、まさに破竹の勢いで成長が続いている
・ポストシーズン7連勝と破竹の勢いに乗り、ワールドシリーズ進出を決めた
・デビュー以来20連勝と破竹の勢いをみせ、わずか4場所のスピード出世で十両昇進を果たした