朴念仁

【読み方:ぼくねんじん、分類:人間】

朴念仁は、無口で愛想のない人やモノ分かりの悪い人、頑固でモノの道理の分からない人のことをいいます。これは、素朴の「朴」、思うことや考え(思慮)の「念」、人や思いやりの「仁」からなる合成語で、本来の意味が使われる中で転じて、"無口で愛想がない人"や"気が利かない人"、"わからずや"などを揶揄する表現になったようです。

<本用語の使用例>

・残念ながら三成は、ユーモアが通じない朴念仁だったのだ
・ヒロインの夫は、学者肌の朴念仁というキャラクター設定だ
・ツンデレ女子高生と朴念仁の男子が繰り広げる、もどかしい恋模様を描いたラブコメディ