ネガティブキャンペーン/ネガキャン

【読み方:ねがてぃぶきゃんぺーん、分類:概念】

ネガティブキャンペーンは、「ネガキャン」とも呼ばれ、広告や宣伝などを使って、自己と対立するもの(競合)のイメージを落とすことをいいます。これは、元々は、選挙において、ゴシップスキャンダルなどを利用し、政党や政治家が対立候補を貶める(イメージダウンする)ような発言や広告・宣伝をし、相対的に自党や自候補のイメージアップを図るという選挙戦術の一つでした。

今日では、選挙に限らず、ビジネス(マーケティング)においても本手法が使われ、相手の不利な情報を意図的に流して、競合他社や競合商品のイメージを落とすキャンペーンが行われることもあります。ただし、本手法はうまくやらないと誹謗中傷合戦に見えることも多く、逆にイメージダウンとなってしまうこともあるので、細心の注意が必要となります。

<本用語の使用例>

・最近の○○国の△△国に対するネガキャンからすると異例の報道ぶりだ
・日本で目につくのは、再生可能エネルギーへの「ネガティブキャンペーン」だ
・今回の米大統領選は、激しい「ネガティブ・キャンペーン」の応酬戦として歴史に残ることだろう