台無し

【読み方:だいなし、分類:概念】

台無しは、物事がすっかりダメになることをいいます。これは、極楽に往生した者の座る蓮の花の形をした台(→仏像を安置する台座)がひどく汚れたり傷んだりして、役に立たなくなることが転じて、物事がすっかりダメになること(さま)を意味するようになりました。

一般に本用語は、「計画が台無しになる」や「せっかくの苦労が台無しだ」、「雨に濡れて新しい服が台無しになった」というように使われます。