胡散臭い

【読み方:うさんくさい、分類:概念】

胡散臭いは、「うさん臭い」とも表記され、どことなく怪しい様や疑わしい様をいいます。これは、怪しい様や不審な様などを意味する「胡散(うさん)」に、疑わしい様子であるや怪しいなどを意味する「臭い(くさい)」が付いた言葉(形容詞化したもの)で、日常においては、"見た様子が何となく怪しくて油断できない"や"疑わしい"を意味するものとなっています。また、本用語を英語で言うと、"shady"や"fishy"、"suspicious"などが該当します。

なお、その語源については、疑わしいを意味する漢語の「胡乱(うろん)」からとする説や、茶碗の一種で黒の釉(うわぐすり)をかけた天目茶碗の「烏盞(うさん)」からとする説などがあるそうです。

<本用語の使用例>

・こんなにお得だと、胡散臭いと思うかもしれませんが
・当時、ITで起業というと胡散臭い目で見られる空気があった
・大統領の周囲に浮かび上がる胡散臭い人脈に国民は疑心暗鬼のようだ