馬鹿の一つ覚え

【読み方:ばかのひとつおぼえ、分類:概念】

馬鹿の一つ覚え(バカの一つ覚え)は、愚かな人が一つのことだけを覚え込んで、どんな場面にも得意になって持ち出す(言いたてる)ことをいいます。これは、知能が劣り愚かなことやその人(様)を意味する「馬鹿」と、一つの事しか覚えていなくて、何かにつけてそれを言うことを意味する「一つ覚え」からなる用語です。

一般に本用語は、日常において、得意気になって何度も同じ事を言う人をあざける場合に使われ、また似たような用語として「阿呆の一つ覚え」があります。

<本用語の使用例>

・選挙戦では、政治家は口を開けばバカの一つ覚えのように「改革」と叫ぶ
・日本政府はバカの一つ覚えのように「厳重に抗議する」と言うだけでいつも何もしない
アラフォーになっても、馬鹿の一つ覚えのように条件ばかりにこだわっていると一生結婚できない