瀬戸際

【読み方:せとぎわ、分類:概念】

瀬戸際は、物事の成功・失敗の分かれ目や安危の分かれ目をいいます。これは、「狭門(せと)」の意で相対した陸地の間で特に幅の狭い海峡を表す「瀬戸」と、二つの物が接する所(境目)を表す「際」からなる用語で、元々は狭い海峡と外海の境を意味します。そして、それが転じて、勝負や成否などの分かれ目の意味となりました。

一般に本用語は、「人生の瀬戸際に立つ」や「生きるか死ぬかの瀬戸際にある」というように使われます。