板付き

【読み方:いたつき、分類:概念】

板付きは、一般的には、板の付いたものや板に付いたもの、板の間(板敷き)のことをいいます。これは、芝居(演劇)においては、幕が上がった時、既に役者が舞台に出ていることをいい、またドラマや映画においては、画面上に登場人物がいる状態からシーンが始まることをいいます(「板」とは、舞台の床板のこと)。なお、これとは反対に、役者が舞台袖でスタンバイしていることを「陰板(かげいた)」と言います。

<本用語の使用例>

・美味しい板付き蒲鉾は、手土産などにもお勧めとなっている
・ラストはコスプレ衣装の二人が最前センター板付きから始まった
・去年の公演では、ヤギのセットが板付きで登場し、ファンの笑いと動揺を誘った