皮下脂肪

【読み方:ひかしぼう、分類:身体】

皮下脂肪は、皮膚の下にある皮下組織という部分に付く脂肪をいいます。これは、手でつかむことができるものであり、通常、男性よりも女性につきやすく、内臓脂肪よりも溜まりにくいですが、一度付くと分解されにくいという特徴があります。その役割として、生命維持に必要なエネルギー源、体の熱が外に逃げないようにする保温機能、内臓を外からの衝撃から守るプロテクション機能などが挙げられます。

一般に皮下脂肪は、内臓脂肪と異なり分解は遅く、内臓脂肪からの遊離脂肪酸(脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪が分解されてできる脂肪)の供給がなければ激増していくことはありません。これより皮下脂肪は、すぐに増えることはない一方で、長年に渡って少しずつ蓄積されていくため、すぐに減らすことは困難と言われています。ただし、遊離脂肪酸を消費しやすい体に変えれば、内臓脂肪だけでなく皮下脂肪も溜まりにくくなり、すなわち内臓脂肪を減らしていくことによって皮下脂肪も減らすことが可能になります。

なお、健康面においては、皮下脂肪型肥満は内臓脂肪型肥満と比べて生活習慣病などの原因にはなりにくいですが、外見上、肥満が目立つと共に、皮下脂肪の付き過ぎは骨格などに負担をかけるため、良いとは言えません。また、皮下脂肪が蓄積されて代謝されないままでいると、セルライトが出来やすくなるので注意が必要です。