入婿/婿養子

【読み方:いりむこ、分類:結婚】

入婿(入り婿)は、「婿養子(むこようし)」とも呼ばれ、男性(夫)が妻側の家の籍に入ることをいいます。これは、 本来、何の関係も持たない男性(夫)が、名実ともに妻である女性の一族(家系)に組み込まれるもので、日本ならではの慣習(風習)であり、妻側の「家名」が継承されることになります。

現在、入婿は、妻側の実家の都合(家に男子のいない場合)で迎えるのが一般的であり、通常、男性(夫)が姓を変えるのは夫親族の強い抵抗があるため、入婿を考える女性は二男や三男などを相手として選ぶことが多いです。

<本用語の使用例>

・被相続人である父の相続人は私(長男)、姉、婿養子(姉の夫)の3人
・日本の伝統は「家制度」であり、天皇の歴史においても入り婿で皇統を繋いだ例がある
・その昔、商家では、番頭の中から優秀な者を選んで、娘に婿養子をとって商売を継がせる習慣があった