PHS

【読み方:ぴーえっちえす、分類:端末】

PHSは、「Personal Handyphone System」の略で、基地局の設備や通信仕様などを簡略化した簡易型の携帯電話をいいます(日本では法令上、携帯電話とは区別)。これは、微弱な電波を用いるコードレス電話機を屋外でも利用できるように多数の無線基地局を設け、専用の番号を与えたデジタル簡易電話システムで、移動しながらの通話を前提として開発された携帯電話とは、その仕組みが根本的に異なります。

1995年にサービスが開始され、当時は携帯電話よりも端末が小さく、通話料が安く、音声品質が良く、またデータ通信の速度が速かったことから人気となりましたが、その後、携帯電話の普及に伴い利用者が減少し、PHS事業者は淘汰されました。現在では、日本で音声通信も含めたPHS事業を行なっているのは、「Y!mobile(ワイモバイル)」のブランドを展開するワイモバイルとウィルコム沖縄(ワイモバイルの子会社)のみとなっており、データ通信に特化した利用や音声通話の定額制サービスなどにより、携帯電話との差別化を図っています。