諸刃の剣/両刃の剣

【読み方:もろはのつるぎ、分類:故事】

諸刃の剣は、「両刃の剣」とも表記され、一方では非常に役立ちますが、他方では大きな損害をもたらすことのある喩えをいいます。また、相手にも打撃を与える半面、自分もそれと同等の打撃を受ける恐れ(危険性)があることの喩えも意味します。その語源については、両方の縁に刃のついている剣は、人を斬ることもできますが、一つ間違えれば、自分自身も傷つけてしまう恐れがあることに由来します。

一般に本用語は、大きな効果や良い結果をもたらす可能性を持つ反面、多大な危険性や損害をも併せ持つことの喩えとして、日常的に用いられており、例えば、「タブレットはともすれば、新しい市場を切り開く一方で、既存のパソコン市場を侵食する可能性を持つ"諸刃の剣"とも言える」というように使われます。