実るほど頭を垂れる稲穂かな

【読み方:みのるほどこうべをたれるいなほかな、分類:諺】

実るほど頭を垂れる稲穂かなは、「実るほど頭の下がる稲穂かな」とも言い、学問や徳行が深くなれば、かえって他人に対し謙虚になることの喩えをいいます。これは、秋になって稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、人も学問や徳が深まるにつれて謙虚になり、人格者ほど謙虚であることを喩えたものです。

現在の世の中では、小人物ほど尊大に振る舞うことが多く、また謙虚に振る舞えなくなる人が増える中、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」は、自己反省において役立つ句の一つではないかと思います。