人の振り見て我が振り直せ

【読み方:ひとのふりみてわがふりなおせ、分類:諺】

人の振り見て我が振り直せは、「人のふり見て我がふり直せ」とも表記され、他人の行動や態度、性格などを見て、自分を反省し、欠点(悪い点)を改めよということを意味します。

一般に日常生活において、自分のことは客観的に見るのが難しいですが、一方で他人のことは客観的に見ることができるので、他人の振る舞いの善悪を普段からよく見て、自分の行いを反省し改めよという昔からの戒め(格言)となっています。

なお、本用語と似たようなものとして、「人の上見て我が身を思え」や「人を以て鑑となせ」、「前車の覆るは後車の戒め」、「上手は下手の手本、下手は上手の手本」などもあります。

<英語の似たような意味の文章>

・Learn wisdom by faults of others.
・Every man's neighbour is his looking-glass.