一難去ってまた一難

【読み方:いちなんさってまたいちなん、分類:諺】

一難去ってまた一難は、「一難去ればまた一難」とも言い、災難や困難が次々と襲ってくることをいいます。これは、日常において、一つの災難や困難を逃れてほっとしている暇もなく、また別の災難や困難が降りかかってきた場合に使われる表現です。

一般に本用語は、逆境(苦労の多い境遇)にある時の苦しい状況を述べており、また似たようなものとして、「禍去って禍また至る」や「火を避けて水に陥る」などもあります。