絵に描いた餅

【読み方:えにかいたもち、分類:諺】

絵に描いた餅は、何の役にも立たないことの喩えをいい、また実物や本物でなければ、何の値打ちもないことをいいます。これは、どんなに上手に描かれていても、絵に描かれた餅は決して食べられないことから、それが転じて、何の役にも立たないことや実現する見込みがないことの喩えとなりました。

絵に描いた餅

一般に「絵に描いた餅」は、計画やビジョンなどが実現する可能性のないことを言う場合に使われ、また似たような言い回しとして、「画餅(がべい)に帰す」や「机上の空論」、「畳の上の水練」などもあります。

<本用語の使用例>

・改革が実行できるか、絵に描いた餅に終わるか注目される
・そんな状態では再建プランなど絵に描いた餅になってしまう
・候補者選びで主導権を握ることができなければ、次の首相なんて絵に描いた餅に終わる