鬼が住むか蛇が住むか

【読み方:おにがすむかじゃがすむか、分類:諺】

鬼が住むか蛇が住むかは、どんな恐ろしいものや恐ろしい考えが潜んでいるか分からないことの喩えをいいます。これは、醜悪な形相と恐るべき怪力を持ち、人畜に害をもたらす、想像上の怪物である「鬼(おに)」と、信じ難いほど大きなヘビである「蛇(じゃ)」を使った喩えで、世の中にはどんな恐ろしいものが住んでいるか分からない、また人の心の底にはどんな考えが潜んでいるのか想像がつかないことを述べたものです。