灰吹きから蛇が出る

【読み方:はいふきからじゃがでる、分類:諺】

灰吹きから蛇が出るは、「灰吹きから大蛇が出る」とも言い、意外な所から意外なものが出ることや、ちょっとしたこと(小事)から途方もないこと(大事)が生じることの喩えをいいます。これは、タバコ盆に付属した竹筒で、タバコの灰や吸い殻などを落とし込むものである「灰吹き」から、大きなヘビを指す「蛇(じゃ)」が出るくらいありえないことを示唆したものです。

なお、本用語と似たようなものとして、「灰吹きから竜が上る」や「瓢箪から駒が出る」などもあります。