労多くして功少なし

【読み方:ろうおおくしてこうすくなし、分類:故事】

労多くして功少なしは、苦労した割には効果が少ないことをいいます。これは、中国の戦国時代の思想書である「荘子(天運)」が出典で、苦労ばかりが多くて、その成果が中々出ないことを意味します。

なお、本用語と似たようなものとして、「労して功なし」や「労あって益少なし」、「骨折り損の草臥れ儲け」などもあります。