太陽暦(陽暦)

【読み方:たいようれき、分類:暦法】

太陽暦は、「陽暦」とも呼ばれ、地球が太陽の周りを回る周期を基にして作られた暦法のことをいいます。これは、太陽の黄道上の運行、すなわち季節の交代する周期(一太陽年)を基に作られたものであり、エジプト暦に始まり、ユリウス暦、グレゴリオ暦へと改良され、現在、グレゴリオ暦が世界各国で使用されています。ちなみに、日本では、1872年12月3日を1873年1月1日とし、それ以前の太陰太陽暦(天保暦)に代わって、グレゴリオ暦が採用されました。

現在の太陽暦(グレゴリオ暦)では、1年を365日とし、西暦年数が4で割り切れる年を閏年(366日)としますが、100の倍数になる年は400の倍数でない限り平年としています(100年毎に閏年を1回省き、400年で閏年を97回としている)。