略本暦/略歴

【読み方:りゃくほんれき、分類:概念】

略本暦は、「略暦」とも呼ばれ、本暦から日常生活に必要な部分(事項)だけを抜き出して作った簡略なのことをいいます。これは、七曜干支、太陽の赤緯、日出・日入・日南中・月出・月入・月南中・満潮・干潮の各時刻などを記した基準となる詳しい暦(基本となる関係事項を省略していない暦)である「本暦」から、日常生活に関する身近な事項だけを抜き出したもので、一般の人にも使いやすいようになっています。

●七曜

太陽と月、火星、水星、木星、金星、土星の七つの天体を一週間に配したもの。一週七日の曜日(日曜・月曜・火曜・水曜・木曜・金曜・土曜)。

●干支

六十干支」や「十干十二支」、「天干地支」とも呼ばれ、十干十二支を組み合わせた60を周期とする数詞。