陽動作戦

【読み方:ようどうさくせん、分類:四字熟語】

陽動作戦は、味方の作戦を秘匿する一方で、敵の判断を狂わせたり注意を逸らしたりして戦略を有利に運ぶために、本体の目的とは違った行動をわざと敵の目につくように行う作戦をいいます。これは、本来の目的や意図を隠し、他へ注意を逸らすために、わざと目立つように別の行動を取ることを意味する「陽動」と、戦う際の計画や敵に対する計画を意味する「作戦」からなる用語です。

<本用語の使用例>

・今回の突然のロケット発射は、○○が陽動作戦を行った可能性がある
・道なき山や河に街道を通すことで、敵の背後を衝く陽動作戦さえも可能となる