大義名分

【読み方:たいぎめいぶん、分類:四字熟語】

大義名分は、行動の拠り所となる道理や事を起こすにあたっての根拠をいいます。これは、人として守るべき道義を意味する「大義」と、事をするにあたっての表向きの理由を意味する「名分」からなる用語で、元々は儒教に由来する考え方で、人として、また臣として守るべき道義と節度を意味していました。

<本用語の使用例>

・国防や国益に関わるという大義名分で、あるべき審理をやらないのは問題である
・今の状況では、公的資金を注入して破綻寸前の○○を救済するという大義名分はない