キモイ

【読み方:きもい、分類:俗語】

キモイは、気持ち悪いを意味する若者言葉(俗語)をいいます。これは、「気持ち(きもち)悪い」の略で、生理的に気持ち悪いというより、見た目が気持ち悪い場合に使われることが多いです(表記については、ひらがなとカタカナの両方が用いられる)。また、本用語は、1970年代後期には既に存在した言葉でしたが、実際に若者を中心に会話の中で使用頻度が増したのは、1990年代後期に入ってからだそうです。

一般に「キモイ」は、異様で不快な感じがする様や見苦しい様などを指しますが、人によって認識(意味合い)が異なることも多いです(感覚的に使っているため)。また、"キモイ"の前に語意を強くする「超(ちょー)」を付け、「超キモイ(CK)」という形で使われることも多いです。なお、類義語として、「キショイ(きしょい)」がありますが、これは気色悪いから来ている言葉で、キモイよりも強い意味合いがある感じです。

<キモイが入った関連語>

キモカワイイ(キモカワ)

見た目はキモイ(気持ち悪い)けれど、かわいらしさを感じさせる意味を表わす際に使われる俗語。

ウザもい

キモいに通じるイヤな感じやウザいに通じるイライラな感じが重なった時などに使われる俗語。

エモい

エロくて気持ち悪いことやそういった人のことを言う時に使われる俗語。

<「キモイ)の使用例>

・こいつ、ただのキモイ系のオタクじゃねぇかwww
・いい年してアイドル好きはキモいとか言うやつがいるけど・・・
・僕の妹は「お兄ちゃん、キモイ! こっち見ないで」とののしってくる生意気系