アシュラー

【読み方:あしゅらー、分類:俗語】

アシュラーは、阿修羅像(あしゅらぞう)が好きな女性のことをいいます。これは、「阿修羅(アシュラ)」に英語の人を表す「er(ー)」が付いた合成語で、阿修羅に関心のある人や阿修羅像が好きな人を意味するそうです。また、阿修羅とは、仏教では仏法を守護する天竜八部衆(守護神)の一つで、大乗仏教時代に、その闘争的な性格から五趣の人と畜生の間に追加され、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道)の一つである修羅道(争いや怒りの絶えない世界)の主となったものです。

一般に"アシュラー"という用語は、2009年3月~6月に奈良・興福寺の国宝・阿修羅像を展示する「阿修羅展」が上野の東京国立博物館で公開された際に、中高年層だけでなく、若い女性の来館が多かったことから名付けられたそうです。また、その後、仏像を見ることが好きな女性を指す「仏像ガール」と言う用語も生まれました。今の時代、世の中が殺伐とする中、阿修羅像や仏像などには「静かな癒し効果」があるのかもしれません。