迎賓館赤坂離宮の写真

迎賓館赤坂離宮(State Guest House, Akasaka Palace)は、「赤坂迎賓館」とも呼ばれ、東京都港区元赤坂にある、外国の元首や首相など国の賓客に対して、宿泊その他の接遇を行うために設けられた迎賓施設をいいます。これは、その昔、紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部に、1909年に後に赤坂離宮となる「東宮御所」として建設されたもので、当時の一流建築家や美術工芸家などが総力を挙げて建設した、日本における唯一のネオバロック様式の西洋風宮殿建築となっています(戦後、旧赤坂離宮を改修して迎賓館とすることになった)。

現在、赤坂迎賓館は、本館、和風別館、前庭、主庭などから構成されており、外国からの賓客の滞在中は、首脳会談や表敬訪問、署名式、レセプション、晩餐会など様々な公式行事が行われており、日本外交の重要な一翼を担っています。なお、2016年から、外国からの賓客を迎るのに支障のない範囲で、可能な限り通年公開を実施しています。

所在地 東京都港区元赤坂2-1-1
敷地面積 11万7000平米
本館概要 建設:1909年(当初)
構造:鉄骨補強煉瓦石造、地上2階・地下1階
延床面積:15,000平米

〇若葉東公園の方から撮影

赤坂迎賓館