弘道館鹿島神社の写真

弘道館鹿島神社(こうどうかんかしまじんじゃ)は、茨城県水戸市の弘道館公園の中にある神社をいいます。これは、1857年(安政4年)5月9日に水戸藩の藩校である弘道館の神殿として創祀され、その祭神は、天照大神(あまてらすおおかみ)の国土平定の祖業に貢献した「武甕槌命(たけみかづちのみこと)」で、常陸一の宮である鹿島神宮から分霊を勧請して祀ったものだそうです。

創建時の社殿は、1945年の戦災で焼失し、長らくは仮殿のままでしたが、1974年の第60回伊勢神宮式年遷宮の折、伊勢神宮別宮「風日折宮」の旧殿一式が特別譲与され、1975年に伊勢神宮独特の「唯一神明造り」の社殿として再建されました。なお、宝物には、藩主・徳川斉昭公が鹿島神宮の神剣を模して自作した「八雲鍛(やくもきたえ)の太刀」があります。

所在地 茨城県水戸市三の丸1-6-4
祭神 武甕槌命(たけみかづちのみこと)
御利益 勝利祈願、旅行安全、武芸上達、事業成功、出世開運 他

〇正面から撮影

弘道館鹿島神社