テロップ
【読み方:てろっぷ、分類:放送】
テロップ(Telop)は、「Television opaque projector(元はGRAY社の商標名)」の略で、テレビ放送において、文字・図形・写真などをテレビカメラを通さないで直接送信する装置、およびその装置による字幕や絵のことをいいます。これは、元々はテレビタイトルに多く使用されたタテ100mm、ヨコ125mmの紙カード(テロップカード)に由来し、現在では全てコンピュータによって作られています。
●スーパーテロップ(ST)
黒字に白で文字やイラストを描いたもので、ベースの画面にスーパーインポーズして、文字やイラストを白または色つきで浮き出させるテロップカードのこと。
●ライヴテロップ(LT)
「写真テロップ」や「とりきりテロップ」とも言われ、イラストや写真がそのままテレビ画面に出るもの。
●ロールテロップ(HRT、VRT)
スーパーテロップを横長にして文字やイラスト等を横移動しながらスーパーインポーズするものが「横ロールテロップ(HRT)」、また縦に流れるものが「縦ロールテロップ(VRT)」。