放送番組審議会(番審)
【読み方:ほうそうばんぐみしんぎかい、分類:放送】
放送番組審議会は、「番組審議会」や「番審」とも呼ばれ、放送法に基づいて、放送番組の適正を図るため、全てのテレビやラジオの放送事業者に設置を義務づけられている審議機関をいいます。これは、自主的に番組内容の充実や改善を目指すことを目的に設置されるもので、その審議会の委員(メンバー)は社外の複数の有識者から構成され、原則として毎月1回開催されます。
一般に番組審議会は、放送事業者の諮問に応じて、答申や意見を積極的に述べ、事業者はこれを尊重し、必要な措置を取るとされています(番組基準や番組編集に関する基本計画を定めたり、変更したりする場合には、審議会に諮問し、答申を得る手続きを経る必要がある)。なお、審議会の議事録などは、放送局のウェブサイトでも公開されていることがあります。