吝かではない(やぶさかではない)

【読み方:やぶさかではない、分類:口語】

吝かではない(やぶさかではない)は、「やぶさかでない」とも表現され、努力を惜しまないことや喜んですることをいいます。また、元々の(否定形でない)用語である「吝か(やぶさか)」とは、ためらうさま(思いきりの悪いさま)や物惜しみするさま(けちなさま)のことをいいます。

一般に本用語は、政治家などの偉い方がたまに使っていますが、この場合は言葉とは裏腹に「ケチな損得」を考えていることが多いです。

<本用語の使用例>

・何らかのアプローチがあれば、アドバイスすることはやぶさかではない
・政策面でやる内容さえよければ、心底応援することはやぶさかではない
・日本政府は、韓国からの要請があれば協定を延長することもやぶさかではないとの姿勢をたびたび表明した