鈴なり
【読み方:すずなり、分類:概念】
鈴なり(鈴生り)は、あるものが群がっていることをいいます。これは、果実が神楽鈴のようにいっぱいに群がってなっていること、多くのものが房状に集まってぶら下がっていること、また大勢の人が一カ所に固まっていることなどを指します。
なお、神楽鈴(かぐらすず)とは、神楽(神をまつるために奏する歌舞等)を舞う時に用いる鈴(小さい鈴を12個または15個つないで柄をつけたもの)をいいます。
<本用語の使用例>
・今年は、柿が鈴なりに実をつけている
・元旦の浅草寺は、鈴なりの参拝客でごったがえしていた
・ギンナンが色づき、鈴なりになったオレンジ色の実が深まる秋を告げた