さもしい
【読み方:さもしい、分類:人間】
さもしいは、心が卑しいさまやあさましいさま、見た目がみすぼらしいさまや見苦しいさまをいいます。これは、サンスクリット語の「sramana」を音写した語である「沙門(=僧侶)」のみすぼらしい様子が語源とも言われ、「様悪し(さまあし)」が「さまわし」「さまうし」を経て、「さもし」へと転じたものだそうです。また、その派生語には、形容動詞の「さもしげ」、名詞の「さもしさ」があります。
一般に本用語は、日常において、「さもしい行為」や「さもしい根性」というように、ネガティブな意味合いで使われます。
<本用語の使用例>
・それにしても、さもしいサイトが巷にあふれている
・さもしい大統領と愚かな政界が怒れる民心に再び火をつけた
・大臣になったんだからファーストクラスで海外というさもしい根性が気に食わない