験を担ぐ
【読み方:げんをかつぐ、分類:概念】
験を担ぐは、「げんを担ぐ」とも表記され、ある物事に対して、以前に良い結果が出た行為を繰り返し行うことで、吉兆(良いことの起こる前ぶれ)を推し量ることをいいます。また、ある物事に対して、良い前兆であるとか悪い前兆であるとかを気にすることをいいます。
元々は、「縁起(えんぎ)を担ぐ」でしたが、江戸時代に流行った逆さ言葉で縁起を「ぎえん」と言うようになり、それが変転して「げん」になったとする説が有力だそうです。また、験には、「仏教の修行を積んだ効果」や「効き目」などの意味があるそうです。
一般に「験を担ぐ」行為としては、受験や面接、引越し、プレゼン、契約、開店、スポーツ(試合)、賭け事(勝負事)など様々な事柄で行われており、日常生活においては結構重要なものとなっています。