掌(たなごころ)
【読み方:たなごころ、分類:概念】
掌(たなごころ)は、手の中心の意で、手のひらや手の裏(内側)のことをいいます。これは、慣用句の中でよく使われ、例えば、以下のようなものがあります。また、日常的には、整体やサロン、訪問看護、介護施設などの名称でも用いられています。
・掌にする:思いのままに支配する
・掌の中:自分の思い通りに物事がなること
・掌の玉:手の中の珠玉、大切なもの
・掌を合わす:両手を合わす、合掌する
・掌を指す:極めて明白(正確)なことの喩え
・掌を反す:物事が極めてたやすくできることや急に態度が変わることの喩え
<本用語の使用例>
・かつての俺には、掌に山々があった
・○○を賞賛した経緯からすれば、掌を返したという他あるまい
・合コンで結婚願望が無いと言うと、毎回、女性陣の態度が掌を返したように冷たくなる
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