チキンティッカ

【読み方:ちきんてぃっか、分類:インド料理】

チキンティッカ(Chicken tikka)は、「パンジャービティッカ(Panjabi tikka)」とも呼ばれ、ヨーグルトや種々の香辛料に漬け込んだ鶏肉を串に刺して、「タンドゥール(Tandoor)」と呼ばれる壷窯(オーブン)で焼いた肉料理をいいます。

元来、インド北西部からパキスタン北東部にまたがる地域であるパンジャーブ地方に伝わる料理の一つで、ヨーグルトや塩・胡椒(コショウ)・ターメリック(ウコン)等の香辛料などに鶏肉を半日ほど漬け込んだ後で香ばしく焼きあげ、またウコンや食紅などで鮮やかな緋色(やや黄味の赤)に着色してあることも多いです。

チキンティッカ

一般にチキンティッカは、骨の付いていない鶏肉を小さめに切って調理し、その味はスパイスが効いたジューシーな感じで、ほどよい辛さで、またお肉も柔らかく、とても美味しいです。ちなみに、主に骨付きのまま使用した同様の肉料理には「タンドリーチキン」があります。