ロケハン
【読み方:ろけはん、分類:ロケ】
ロケハンは、「ロケーション・ハンティング(和製英語:Location hunting)」の略をいいます。これは、映画やテレビ、CMなどの制作において、主に屋外のロケ地(景色や風景、街並みなど、ロケーションに適した場所)を探すことを指します。
一般にロケ地の候補地の選定にあたっては、プロデューサーや制作担当などの制作部がまず「下見ロケハン」や「ロケ交渉」を行い、その後、制作部がスチル写真やビデオで現場を撮り、具体的な諸条件を含めてメインスタッフ(監督、助監督、撮影技師、照明技師、美術デザイナー、録音技師など)にプレゼンを行い、最後にメインスタッフによる実際のロケ(メインロケハン)が行われます。
なお、映画やドラマなどで脚本を書く際に行うロケーション・ハンティングについては、「シナリオロケハン(シナハン)」と呼ばれるそうです。
<本用語の使用例>
・膨大な史料とロケハンから当時の風景や人々の生活を丹念に再現した
・まだ撮影場所が決まっていないことも多く、撮休中もロケハンしてました
・実際にロケハンをしてみると、高低差があるのでビューポイントが多く景色がとても綺麗だった