パパラッチ
【読み方:ぱぱらっち、分類:概念】
パパラッチ(Paparazzi)は、「パパラッツィ」とも言い、セレブリティ(有名人)を追い回し、プライベート写真やゴシップ写真などを撮ろうとするフリーランスのカメラマンの俗称をいいます。
元々は、イタリアの映画監督であるフェデリコ・フェリーニの映画「甘い生活」に登場する報道カメラマンの"パパラッツォ(Paparazzo)"に由来するもので、特に腹立たしい雑音として「やぶ蚊」を意味するイタリアの方言から取ったものだそうです。
また、セレブリティとは、「セレブ」とも略され、世間で広く注目される著名人や有名人のことで、具体的には、エンターテイナー(俳優・歌手・コメディアン・司会者・映画監督・プロデューサー等)やスポーツ選手、スーパーモデル、有名デザイナー、有名作家などが挙げられます。
一般にパパラッチは、自分が撮影した写真を専門のエージェントを通して新聞や雑誌、ネットメディアなどに売ることで生計を立てており、その報酬は、エージェントと取り分を半分に分けるケースが多いそうです(一攫千金を狙える)。
通常、エージェントを介して売る場合は、その著作権を保持できますが、一方で新聞や雑誌などに直接持ち込んだ場合は、たいてい著作権も買い上げとなるそうです。
<本用語の使用例>
・ビキニ姿でビーチでくつろぐところをパパラッチされた
・ランチの後は、車のところまでファンとパパラッチに追いかけられた
・セントラルパークでデートしているところをパパラッチに撮られて大騒ぎになった