日常生活動作訓練
【読み方:にちじょうせいかつどうさくんれん、分類:介助】
日常生活動作訓練は、リハビリの一つで、「ADL訓練」とも呼ばれ、日常生活において遂行できなくなった基本的動作を再び可能にするための訓練をいいます。これは、病気やケガ、寝たきりなどによって、困難もしくはできなくなった日常生活に最低限必要な基本的動作(食事、排泄、更衣、入浴、整容、移動、歩行など)を個々に検証し、できる限り自立して生活できるように指導する訓練を指します。
一般に訓練方法には、その人の残存能力を十分に活用して障害のある機能を代償・補完しながら行う動作訓練のほかに、残存機能で代償しきれない場合に自助具や補装具等を使って訓練する方法などがあります。