アパート
【読み方:あぱーと、分類:住宅種類】
アパートは、一つの建物の内部を複数の居住空間に区切り、それぞれを独立した住居として居住者に賃貸する共同住宅(集合住宅)をいいます。これは、通常、木造または軽量鉄骨造で、2階建てまたは3階建ての低層タイプが多く、部屋数はそれ程多くありません。
現在、日本の不動産において、アパートとマンションの明確な規定はありませんが、賃貸で部屋を借りる場合、アパートの方がマンションより安いことが多いです。ちなみに、アパートの語源となっている「アパートメント(apartment)」は、欧米では日本のマンションに近いものとなっています。
一般にアパートは、賃貸マンションに比べて、比較的狭い土地に建てることができ、また建設費も安いため、土地の有効活用の一つの定番となっています。その一方で、入居者の継続的な確保(空き部屋を無くすこと)は大きな課題となっており、入居環境の整備や納得感のある賃料設定など運営・管理面がアパート経営の大きなカギとなります。
なお、アパートには、通常、「○○ハイツ」や「○○コーポ」、「○○荘」といった名称が付いています。