【読み方:むね、分類:屋根】

は、建物において、二つの屋根面が交差(接合)する部分をいいます。これは、二つの傾斜した屋根面が交わり、稜線をなす部分であり、その位置と構造により、「大棟(おおむね)」や「降棟(くだりむね)」「隅棟(すみむね)」などがあります。

●大棟

屋根の最上部(頂部)にある水平な棟。

●降棟

切妻造や入母屋造に見られるもので、屋根の流れに沿って軒先に向う棟。

●隅棟 (隅下り棟)

入母屋造りや寄せ棟造りなどで、屋根面が互いに接した部分にできる、隅に向かって傾斜した(斜め方向に降りている)棟。