魚心あれば水心
【読み方:うおごころあればみずごころ、分類:諺】
魚心あれば水心は、相手が自分に好意を示せば、自分も好意をもって応対する用意があることの喩えをいいます。元々は、「魚、心あれば、水、心あり」という表現でしたが、それが後に簡潔化して変形したもので、その原義は、魚に水を思う心があれば、水もその気持ちをくみとるであろうという意になります。
一般に本用語は、相手の出方(態度)次第で、こちらの出方(応じ方)が決まるという意で使われることが多いです。なお、これと似たようなものとして、「水心あれば魚心」や「網心あれば魚心」などもあります。