理に勝って非に落ちる

【読み方:りにかってひにおちる、分類:諺】

理に勝って非に落ちるは、「理を以て非に落ちる」とも言い、理屈では勝っているものの、実際には負けとなることをいいます。これは、正論を唱えて理屈(道理)では勝っているように見えても、実際には損をして負けたような立場に陥る場合に使われる表現です。

一般に本用語は、世の中が道理(正論や理屈)通りでは進まないことを示唆するもので、また似たようなものとして、「無理が通れば道理引っ込む」などもあります。