雨降って地固まる

【読み方:あめふってじかたまる、分類:諺】

雨降って地固まるは、ゴタゴタや変事の後では、前よりも事態が良く治まることの喩えをいいます。これは、天候面で雨が降るのは嫌ですが、雨が降った後はかえって土地が固く締まり、良い状態になることから、それが転じて、揉め事など悪いことが起こった後は、かえって基盤がしっかりして良い状態になることの喩えとなりました。

なお、本用語と似たようなものとして、「雨の後は上天気」や「諍い果てての契り」などもあります。