悪に強ければ善にも強し

【読み方:あくにつよければぜんにもつよし、分類:諺】

悪に強ければ善にも強しは、「悪に強いは善にも強い」や「悪に強きは善にも強し」とも言い、大悪人がいったん改心すると、非常な善人となることをいいます。これは、大きな罪を犯すような人は、もともと強い(中途半端ではない)性格の持ち主であるため、何らかのきっかけで悔い改めると、中途半端な改心ではなく非常な善人になることを示唆しており、ドラマや映画、小説などで、そうような人物が描かれることも時々あります。

なお、本用語と似たようなものとして、「善に強い者は悪にも強い」などもあります。