親しき仲にも礼儀あり
【読み方:したしきなかにもれいぎあり、分類:諺】
親しき仲にも礼儀ありは、「親しき仲に礼儀あり」とも言い、どんなに親密な間柄であっても、守るべき最低限の礼儀があることをいいます。これは、どんなに仲が良くとも節度を越えると不和の元になるから、親しい間柄でも礼儀を重んじるべきである(度が過ぎて礼を失するようなことはあってはならない)ことを述べたものです。
なお、本用語と似たようなものとして、「近しき仲にも礼儀あり」「近しき仲にも垣を結え」「良い仲も笠を脱げ」「心安いは不和の基」などもあります。