日本標準時(JST)
【読み方:にほんひょうじゅんじ、分類:時間】
日本標準時は、「日本時間」や「中央標準時」、「JST(Japan standard time)」とも呼ばれ、日本全土で利用されている標準時(共通に用いる時刻)をいいます。これは、協定世界時(UTC)に9時間を加えた時刻であり、「+0900(JST)」といったように表されます。
かつて(その昔)は、兵庫県明石市を通る東経135度の子午線上での平均太陽時として、天体観測に基づいて計測されていましたが、現在は、情報通信研究機構(NICT)が原子時計によって得られる時刻を平均・合成して協定世界時を生成し、これを9時間進めたものを日本標準時として決定・維持し、標準電波や電話回線、インターネットのNTPサーバーなどを利用して全国に配信しています。
ちなみに、リアルタイムの日本標準時(JST)や協定世界時(UTC)などは、NICTのウェブサイトで見ることができます。