晦(つごもり)
【読み方:つごもり/かい、分類:晦日】
晦(つごもり)は、「三十日」や「晦日」とも言い、毎月の最後の日(末日)のことをいいます。これは、旧暦(太陰暦)では、小の月では29日、大の月では30日となり、翌月の朔日の前日となります。その語源は、月相を表す弦・望・晦・朔となっており、「朔」が月が現れることを意味するのに対し、「晦」は月が隠れることを意味することに由来します。(旧暦では、15日が満月とされ、月はその後欠けていき、毎月の最終日には月が隠れて見えなくなる)
なお、一年の最後の晦は、一年の特別な末日を表すため、極限や根本などの意も表す「大(おお)」を前に付け、「大晦(おおつごもり)」と言います。