千歳飴
【読み方:ちとせあめ、分類:和菓子/飴】
千歳飴は、七五三や新生児の宮参りの時の縁起物の菓子として売られる、紅白に染めた細長い棒状の飴(あめ)をいいます。これは、江戸時代の元禄・宝永の頃、浅草の飴売りである七兵衛が売り出したのが始まりとされ、子どもの長寿を願って細長い飴になったそうです。
一般に千歳飴は、鶴亀や松竹梅などの縁起の良い図案の描かれた千歳飴袋に入れられており、その形状や色などについては、地域や菓子店などによって異なります。
ちなみに千歳飴も、節分の豆と同じく、年の数だけ袋に入れると良いとされています。